セブンシステム株式会社
モダナイズ推進、IBM ERPフレームワーク、インフラ基盤刷新で
IBM iユーザーに向けた提案を活発化
注力している
製品・分野
IBM i現行システムのモダナイズ推進
IBM ERPフレームワークによる
Powerビジネスの拡大
IBM iユーザー向けインフラ基盤刷新の提案
独立独歩の路線から
パートナーとの協業路線へ
セブンシステムは1991年、雨傘や日傘、レインコート、レイングッズ、スカーフやストールなどの企画、製造、販売を行うムーンバット(株)のシステム部門が分離独立したことで誕生しました。社名にある「セブン」は、創業メンバーが7名であったことに由来します。
創業以来、独立独歩の精神で、システム開発・運用・保守を自社だけで展開する「自前主義」を掲げて事業を拡大してきましたが、2023年、岡山市に本社を置く(株)プライムと業務提携し、パートナーとの協業を積極的に推進する方針へと転換しました。
さらに2024年には、ムーンバットから第三者割当を受けて資本・事業を強化し、東証スタンダードに上場するムーンバットグループの一員になりました。親会社のシステム構築も手掛けるなど、ここ数年で独立独歩の戦略から、協業路線へと大きく舵を切っています。
同社は早くからIBM iユーザーに向けたシステム開発を多く手掛けており、今でも顧客の60%以上がIBM iユーザーです。
新たな注力分野として同社が目指すのは、「IBM i現行システムのモダナイズ推進」「IBM ERPフレームワークによるPowerビジネスの拡大」「IBM iユーザー向けインフラ基盤刷新の提案」の3つです。
詳しく見ていきましょう。
IBM i市場拡大の施策として
3つの計画を推進する
同社が1つ目の注力分野として掲げる「IBM i現行システムのモダナイズ推進」は、今、IBM iユーザーの多くが検討しているモダナイゼーションおよびDXを実現するための施策です。
現行のレガシーシステムを刷新する、もしくは基幹システムに連携して必要とされる新たな業務アプリケーションをWebとして構築するという2つのモダナイゼーションを提案していきます。
現行のレガシーシステムの刷新については、PHPやC#などの開発言語を利用して、フロントエンドをWeb/GUI化したり、Db2 for iを利用してIBM iをデータベースサーバーとして活用するといった、既存システムを最大限に流用しつつ、IBM i環境を刷新する提案を積極的に展開しています。
2つ目の「IBM ERPフレームワークによるPowerビジネスの拡大」は、新規市場の開拓と基幹システムの再構築に向けて、2025年10月に日本IBMが発表した新たな施策に基づいています。
この施策では、ERPの導入、DBサーバーとしての活用、COBOLマイグレーションの3つが柱になっていますが、その1つが「IBM ERPフレームワーク」です。基幹システムとして標準的な機能を用意しつつ、自在なカスタマイズを可能とするIBM ERPフレームワークを活用して、Powerビジネスの拡大を目指そうというわけです。
同社ではIBM ERPフレームワークという、いわばIBMブランドの業務ソリューションの強み、そのブランド力を活かします。それに、これまでIBM iユーザーに向けて多種多様なシステム開発を手掛けてきたスキルとノウハウを合わせることで、新規ユーザーの開拓、および新たな業務課題を認識しつつ、システム刷新になかなか踏み出せないIBM iの既存ユーザーへ向けて、提案を活発化しようと考えています。
そして3つ目は、「IBM iユーザー向けインフラ基盤刷新の提案」です。あるメーカーがIBM iの運用保守から撤退するのを機に、関西圏のIBM iユーザーを同社に移譲する作業が2025年に終了しました。これにより、ハードウェアのリプレースや故障時の保守管理、そしてアプリケーション保守を実施するユーザー数が大幅に増えました。これは、ハードウェアやアプリケーションの保守・運用管理に加え、インフラ基盤の刷新や新しい使い方を提案する機会が増えたことを意味します。同社ではこの機会を活かして、積極的な提案につなげていきたいと考えています。
独自路線から協業路線への転換、新たなユーザーの獲得、そして基幹システム刷新の提案など、2026年度から同社のビジネスは大きな推進力を得て前進することになりそうです。
